リフォームの行程
大まかな流れを把握しておきましょう。
リフォームを考える時に知っておきたい、基本的な知識の1つ、リフォームの流れを大まかにまとめました。理想のリフォームプラン作成の第一歩として、ぜひお読みください。
ステップ1 準備期間
- ●プランを立てる
- 今の住居に関する不満や、どんな風にしたいかの要望をまとめます。
- ●情報収集
- インターネットや雑誌などでリフォームのイメージを固めたり、業者の特徴を押さえておきましょう。
まず、なぜリフォームをしようと思ったのかを、じっくり考えてみましょう。内装や設備が傷んできたから」という住居の老朽化が原因、「部屋が狭い・暗い・寒い」などの性能に対する不満の解決やライフスタイルの変化…など様々な理由があります。 しかし、設備の取替えや間取りの変更などは、快適な生活をする手段になりますが目的そのものではありません。 本当に満足のいくリフォームを実現するためには、「どんな暮らしがしたいのか」を考え、理想の生活が送れる目的をしっかり持ちましょう。
ステップ2 打ち合わせ〜契約
- ●依頼先を選ぶ
- 数社の業者とコンタクトをとって、一番相性のよい業者を選びましょう。
- ●下見〜打ち合わせ
- 実際に現場を下見して、プロの提案を交えながら具体的なプランを作りあげていきます。
- ●見積もり
- 各項目ごとに単価や人件費が明確であるか、希望した部材が記載されているかをチェックします。
- ●契約
- 最終的な設計図や見積りが決まったら、正式な契約を取り交わします。
リフォームのプランが決まったら次は依頼する業者選びです。 建築関連の業者さんは、大小合わせておおよそ12万社と言われています。また、建築関連とひとくくりに言っても、木造が得意だったり、鉄骨が得意だったり、内装に長けていたり…と、それぞれの特徴が異なります。 その中で、あなたの希望のリフォーム内容に合った相性のいい業者さんを見つけるには、まず業者さんの特徴を知ることが大切です。
ステップ3 施行期間
- ●着工
- 工事前に近隣への挨拶を。追加工事が発生する場合は現場ではなく担当者に相談しましょう。
業者との契約を交わしたら、いよいよ着工に入ります。 この時に、マナーとして近隣への挨拶は事前におこないましょう。 工事が始まると騒音や車の出入が激しくなるので、どうしてもご近所に迷惑をかけることになります。予め近隣には工事期間、作業時間を伝え余計なトラブルの発生を事前に防ぎましょう。
ステップ4 施行完了
- ●引き渡し
- 担当者と施工箇所を確認し、問題がなければ工事完了です。
リフォームが完成したら、いよいよ引渡しです。 しかし、まだまだ安心は禁物。引渡しの時は業者さん立会いの元で不具合や欠陥がないかをチェックしましょう。 この段階では、小さな傷は、微調整の確認程度になっていなければいけません。もし、そうではなく、それまでの過程で不安や不満があるようなら、絶対引き渡しを受けないでください。
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Last update:2024/1/9